【体験談】体が変われば心も変わるボクササイズの効果

これまでいろいろな運動を続けてきた中で、体だけでなくメンタルまでいちばん大きく変えてくれたのがボクササイズでした。
有酸素運動と筋トレの効果を同時に得られるボクササイズなら、効率よく、しっかり体に刺激を入れることができます。
50代の私が実際に体験した変化を“数字”とともに紹介します。
データで見る体の変化
記録期間:2023年10月17日~2024年10月25日
ボクササイズ:週3~4回、45分~60分のグループレッスン
食事管理:1日の摂取カロリー1600~1800cal




グラフを見るとわかるとおり、やりはじめは劇的に落ちその後はゆるやか。
それでも確実に体は引き締まり、サイズは2サイズダウンしました。
そして何より嬉しかったのは、疲れにくくなったことです。
体力がつき、時間がある日は1日に2〜3本のレッスンを受けられるようになりました。
【体重管理 SmartRecord】
同じ時間に計測した方が良いと聞いたので、毎朝起きたらすぐに体組成計(タニタ)で測り、シンプルでとサクッと使えるレコーディングアプリに記録しました。
ボクササイズの有酸素運動効果
パンチとステップを組み合わせた動きは、ウォーキングよりしっかり心拍数が上がります。
ボクササイズのレッスンは、実質インターバルトレーニングと言えます。
インターバルトレーニングは「高強度の運動を数分→短い休憩」を繰り返す方法です。
3分ほどしっかり動き、1分ほど休む。この強弱の波が心臓と肺に効率よく負荷をかけ、心肺機能を引き上げます。
私は以前、月150〜200kmのジョギングをしていましたが、運動時間と効果を比べると違いははっきりしています。
1キロ6分ペースで200km:20時間
週4回・60分レッスン:16時間
ゆるジョグではほぼ痩せることはありませんでしたが、ボクササイズでは10キロと2サイズダウンの実績。運動時間だけを考えるとボクササイズの方が効率が良いのが分かります。(でも緑いっぱいの外を走るのも楽しかったな~)
ボクササイズは心拍数が自然と適度に上がり、体全体の血流が良くなります。
酸素と栄養がスムーズに巡ることで、疲れにくさや動きやすさが確実に変わっていきます。
さらに血流改善は、日常生活の小さな不調にも影響します。
- 足の筋ポンプが働き、むくみが軽くなる
- 血行が良くなり、肌のトーンが明るく感じられる
- 肩甲骨や股関節が大きく動き、肩こりや腰の重だるさが軽くなる
運動習慣が途絶えた期間、毎朝の指のこわばりや顔のむくみに恐怖を覚えたのもすっかり改善!肌のトーンどころか、額や首にくっきりあったしわがとっても薄くなりました。ジョギングと違って室内運動だから紫外線量が変わったのもしれませんが。
有酸素運動としての“ちょうどいい負荷”を出しやすいのが、ボクササイズの大きな魅力です。
ボクササイズの筋トレ効果
ボクササイズに筋トレの効果がしっかり出るのは、「殴る・避ける・踏み込む」といった動き自体が、全身の筋肉を同時に使うからです。ダンスのように見えますが、実際はかなりハードな全身トレーニングになっています。
-
パンチ動作
パンチの動作は腕だけでなく、肩・胸・背中・体幹まで総動員されます。押し出す力を生むために上半身が一気に働くので、二の腕や肩まわりの引き締めにつながります。 
-
踏み込みやステップ
踏み込みやステップは下半身の強化そのものです。スクワットと同じ筋肉を繰り返し使い続けるため、太もも・お尻・ふくらはぎがしっかり鍛えられます。 
-
ひねる動き
さらに、ボクササイズは常に体をひねる動きが入るため、腹筋(腹斜筋・腹直筋)が休まず働きます。ひねって戻す動作が体幹トレーニングになり、ウエストまわりの引き締まりにもつながります。 
-
インターバル
有酸素と無酸素運動が同時に行われるのも特徴です。動き続けて脂肪が燃えつつ、パンチで瞬発的に力を出すことで筋肉にも強い刺激が入ります。 
-
軸の安定
フォームを安定させるためには姿勢を支える筋力が必要になります。軸がぶれると動きが流れてしまうため、自然と背中・お腹・下半身の筋肉を総合的に使うことになります。その結果、姿勢改善や身体の安定感アップにもつながります。 
ボクササイズは「楽しく動いていたら、いつの間にか引き締まって強くなる」と言うことです。
筋トレを意識していなくても、動きそのものが筋トレ効果なトレーニングとして成立しています。
ボクササイズの反射機能と脳トレ効果
パンチやフットワークの瞬間的な動きは、体に素早い反応を求めるため、神経系にダイレクトに働きかけます。
スピードと方向転換の動作で目覚めていき、日常動作が軽く感じられるようになります。
さらに、ボクササイズは「考えながら動く」運動です。
どこにパンチを出すか、どうステップを踏むか、次の動きを常に判断し続けることで、脳が常に判断・集中・リズム処理をフル回転させます。
ボクササイズがもたらすメンタル効果
50代になると、なんとなく気力が出ない日が続いたり、仕事や家の負担が重く感じたり、先のことが急に不安になったり気持ちのアップダウンも増えてきます。
- 前頭前野(判断や集中を担う領域)が活性化
- パンチやキックの動作のストレスを発散効果
- 中強度の運動で分泌する、エンドルフィン(気持ちを前向きにする物質)
終わったあとに頭がスッキリしたり、気持ちが前向きになったりするのは、この刺激のおかげです。
さらに、ボクササイズは「できた」が積み重なりやすい運動です。
筋力がついたり、体幹が安定してくるとできる動作も増えてきます。
小さな成功体験が続くことで、自己効力感(自信の源)が高まります。
体と脳の両方に同時に刺激が入る運動は意外と少ないんです。
体を鍛えるだけではもったいない。脳もいっしょに若返らせることで快適生活を手に入れることができます。
レッスン後は、集中して動いたあとの心地よい没入感と達成感が残ります。
この感覚を日常的に味わうようになってから、仕事への集中力も明らかに高まりました。
そして「まだまだ、わたしはやれる」と自信を持つことができました。
運動と食事、Wアプローチで加速する変化
私は食べることが大好きなので、食事制限にはかなり抵抗がありました。
けれど、右下がりのグラフを眺めていると、途中から食事も意識するようになりレコーディングも始めました。
食事管理アプリを参考に1日の摂取量は1600~1800カロリー、摂取栄養グラフを少しだけ意識しました。
運動をすると、食欲を抑えるホルモンが分泌されると言われています。
実際、週3〜4回の運動が習慣になってくると、食欲をかなりコントロールできるようになりました。
また、運動する時間を確保するために、仕事や家事を効率よくこなすようになり、間食をする暇もなくなりました。
さらに、運動で日常的にストレスを発散していることで、「なんとなく食べたい」という衝動も自然と消えていきました。
【あすけん】
食事を撮るだけ、または入力するだけで、カロリーや栄養バランスが一目でわかるのがとても便利です。コンビニや外食メニューのデータも豊富に揃っているので、入力の手間がぐっと減り、無理なく続けられました。
【まとめ】体が変わると、気持ちも変わりはじめる
50代以降は人生の折返し地点なので、時間を無駄に使うことに強い空虚さを覚えるようになりました。
楽しいことは大前提ですが、そこに“達成感”や“充実感”がなければ満足ができません。
「ただ痩せるための運動」では物足りない。
“動ける”“疲れにくくなる”“姿勢が整う”“メンタルが安定する”——こうした複数の変化を一度に体験できるのがボクササイズです。
先の不安や重圧、孤独感、環境の変化で心も体も自信をなくしていた私にとって、この変化は大きな支えになりました。
今の私が笑顔で過ごせているのは、間違いなくボクササイズに出会えたおかげだと感じています。

ボクササイズには打ち込みや接触はなく、音楽に合わせてパンチやキックの動きを楽しむだけなので、ケガの心配が少なく、初心者でも安心してはじめられます。
格闘技の迫力と爽快感をそのままに、思いきり体を動かせるよになると生活の質が変わります。ぜひ一度体験に行ってみてください。






