しっかり運動した翌日に体重が増える理由|炎症とむくみが原因です

昨日はしっかり運動したはずなのに、翌朝起きたらひどいむくみ。
ちゃんと汗もかいたのに、体重まで増えていたら正直がっかりしますよね。

でも結論から言うと、それは太ったわけではありません。
むしろ、トレーニングがしっかり効いているときに起こる、ごく自然な身体反応です。

なぜ運動した翌日に体重が増えるのか。
その正体は「炎症」と「水分」。
この記事では、その仕組みと正しい対処法をわかりやすく解説します。

朝のむくみって、身体が「昨日の処理、まだ終わってないぞ!」と言っているようなものです。

むくみが起こる主な原因は、血管やリンパの“流れ”が滞ること。
夜は体を動かさず、重力の影響も弱くなるため、身体の“排水システム”がサボりやすくなります。
そこに何か一つでも条件が重なると、一気にむくみが出やすくなります。

典型的なトリガーをストレートに挙げると、次のようなものがあります。

塩分の取りすぎ夜にポテチ、漬物、外食などが続くと、翌朝パンパンになりやすい。
塩分は水分を抱え込みます。
アルコール脱水と血管の拡張が同時に起こり、水分調整が乱れやすくなります。
寝不足・睡眠の質の低下自律神経が乱れ、体液のコントロールがうまくいかなくなります。
生理前やホルモン変動これは身体の仕様。水分をため込みやすくなります。
冷え血管が収縮し、流れが鈍くなるため、冬の朝は特にむくみやすい。
運動不足、または激しい運動後の炎症脚の筋肉は“第二の心臓”。流れが弱るとむくみやすく、強い負荷をかけた翌日は一時的にふくらむことがあります。
長時間同じ姿勢座りっぱなし、立ちっぱなしは流れを止めてしまいます。

今回のように「久しぶりの運動」や「いつもより負荷が高かった日」は、特に炎症によるむくみが起こりやすくなります。

しっかりトレーニングした翌朝のむくみは、むしろ効いている証拠

トレーニング後、筋肉は修復のためにエネルギーを蓄えます。
このとき使われるエネルギー源(グリコーゲン)は、水分とセットで蓄えられる性質があります。

その結果、体内の水分量が一時的に増え、むくみとして現れ、体重が増えたように感じるのです。

さらに、疲れるほど頑張ったときは自律神経のリズムも乱れやすく、水分バランスの調整機能そのものが弱っていることもあります。

でもこれは悪いサインではありません。

身体が「壊れたところを直して、前より強くなる準備」をしている証拠です。

むくみによる体重増加は一時的なものなので、数日で元に戻ることがほとんどです。

むくんだときの対処法。むくんでいるのに水を飲む?その理由

むくみを流す方法はいくつかあります。
湯船につかる、軽く歩く、ふくらはぎを動かす、味を薄めた食事にするなどが代表的です。

私はウォーキングに出て、午前中はいつもより意識して水分をとるようにすると、大抵すっきりします。

むくみは「水が多すぎる」状態ではありません。
ほとんどの場合は、水分がうまく循環・排出できていない状態です。

水分が足りないと、身体は危機管理モードに入り、「これ以上失うとまずい」と水を溜め込みます。
その結果、むくみが居座ってしまうのです。

午前中は、むくみ対策のベストタイム

朝はホルモンと自律神経が“排出モード”に切り替わる時間帯。
このタイミングで水分を入れると、

  • 血液量が回復し、流れが良くなる
  • 腎臓が「出していい」と判断する
  • リンパの滞りがほどける

だから、午前中はむくみ対策のベストタイムです!

ただし、一気飲みは逆効果。

  • コップ1杯をこまめに
  • 冷水より常温〜白湯
  • コーヒーだけで済ませない(利尿はするけれど、流れは作らない)

「水を飲む=むくむ」ではありません。
「水を飲まない=むくみが居座る」。

身体は正直で、少し皮肉屋です。
でもここは素直に言うことを聞いて、対処とケアをしてあげましょう。

※むくみが長期間続く場合は、他の原因が考えられるため、医療機関を受診してください。