はじめまして。「笑顔で動こう」のそらです。
50代、子ども2人を育てるシングルマザーで、フリーランスで働いています。
このページには、何をしても楽しいと思えなくなっていた私が、ボクササイズに出会って、もう一度動きだすまでのことを書きました。
少し長くなりますが、いま立ち止まっている誰かの、小さなきっかけになればうれしいです。
夫と走る時間が、私の「たのしい」だった
私は夫と一緒に、ランニングを楽しむ生活をしていました。
国内外のたくさんのレースに、ふたりで参加してきました。
並走しながら軽く会話をしたり、記録更新を喜び合ったり。
帰宅ランで時間を合わせて、一緒に帰ってきた日もありました。
朝も夜も、雨の日も雪の日も。本当にたくさんの場所を一緒に走りました。
突然の別れと、止まってしまった時間
そんな日々は、ある日突然終わりました。
最愛の夫を亡くしたのです。
大切なパートナーを失って、生活は大きく変わりました。
家計のこと、子どもたちのこと、この先のお金のこと。不安でいっぱいの中、子育てと仕事を両立するために、フリーランスとして働く道を選びました。
必死で生活の基盤を立て直すことに集中していましたが、ふと「何も楽しくない」と立ち止まってしまったのは、2年ほど経った頃でした。
そして、あの日を境に、私はまったく走らなくなっていました。
体を動かすこと自体は好きだったけれど、私が好きだったのは「走ること」ではなく、「夫と一緒に走ること」だったのだと気づきました。
10キロ太って、家にこもった日々
仕事の不安とストレスが重なり、家が仕事場の私は、気づけば10キロ太っていました。
むくみもひどくなり、朝は指がこわばるようになりました。
自己肯定感が下がって、だんだん外に出なくなっていきました。
「このままではいけない」と思い、YouTubeでできる運動をいろいろ試してみました。
でも、どれも続かず、効果も感じられませんでした。
何よりも「笑顔」にはなれない。「たのしい」と思えなかったのです。
YouTubeで見つけた、小さな「たのしい」
そんな時、何度も繰り返し見ている動画があることに気づきました。
それが、ボクササイズの動画でした。
パンチやキックを思い切り繰り出し、大量の汗が出る爽快感。
終わったあと、いつのまにか気持ちまでスッキリしていました。
この動きを、もっとやってみたい。
冷えて固まっていた心が、「たのしい」と少しだけ動き始めました。
見学に行くまで、半年かかった
「ボクササイズ」で検索して、レッスンができる場所を探しました。
費用や距離、時間などを比べながら、いくつか候補をピックアップ。
でも、若い人ばかりではないかな。ついていけるかな。恥ずかしいな。
そんな不安があって、実際に行動するまでに半年ほどかかりました。
「見学だけでも」と勇気を出して訪れたのは、近くのスポーツ施設で行われていた「格闘技エクササイズ」のクラス。
年齢もさまざまな人たちが、アップテンポな音楽に合わせて体を動かしていて、体育館全体にエネルギーが満ちていました。
見ているだけなのに、心が高鳴っていくのがわかりました。
この瞬間、心が動いたのです。
夢中になって、ジムへ
実際に参加してみると、ものすごく楽しくて、すっかりはまってしまいました。
45分のレッスン中、「本当に楽しそうだよね」と言われるほど、自然と笑顔が止まりませんでした。
それだけでは物足りなくなり、もっとたくさんレッスンを受けたいと、ジムに入会。
今では週3〜5回、ボクササイズのレッスンに通っています。
そこで、思いがけないものに出会いました。
ジム仲間です。
体が変わったら、人生が動きだした
1年で11kg痩せて、体がとても楽になりました。
そして、自分に少しずつ自信が戻ってきました。
自信がつくと、外に出るのが楽しくなりました。
ジム仲間をきっかけに、いろいろな友達が増え、旅行やイベントにも出かけるようになりました。
仕事への意欲も戻ってきて、新しい仕事もいただけるようになりました。
お金のことを気軽に話せる友達もできて、一人で抱えていた不安も、少しずつ軽くなっていきました。
体が動いたら、心が動いて、人とのつながりが生まれて、仕事やお金の不安まで変わっていった。
振り返ると、すべてが一本の線でつながっていたように思います。
運動は、人生を豊かにしてくれる
健康や美容のためだけに運動ができる人もいます。
でも、心が弱っていたり、運動の習慣がなかったりする人には、「たのしい」という理由が必要だと思っています。
それは運動に限らず、心がワクワクする「行動」すべてです。
誰かに会うこと、外に出ること、音楽を聴くこと。
そうした小さな動きが、心と体をつなぐ最初の一歩になります。
私は、運動することで、人とのつながりも、社会とのつながりも、経済的なゆとりも、豊かになれると強く思っています。
夫が生きられなかった人生を、私が思いきり生きてやる。
そんなエネルギーが湧いてきたのも、ボクササイズに出会ってからでした。
これから先も、心が完全に癒えることはなく、ずっと夫に会いたいと願い続けると思います。
それでも私は、立ち止まってうつむく自分ではなく、胸を張って生きる姿を見せられるように、「笑顔」で歩み続けていきたいと思います。
いま、立ち止まっているあなたへ
何歳からでも、人生はもう一度動きだせます。
私がのぼってきた階段を、5つの段に分けてまとめています。いまのあなたに近いところから読んでみてください。
プロフィール
- そら/50代
- シングルマザー(子ども2人)
- フリーランス
- ボクササイズ歴3年
- 好きなもの:スイーツ&コーヒー、カフェ、映画鑑賞
